【上市町長選挙2025政策】
●農林業の復興
1.農業従事者を増やす
 1)農林業従事者の育成を目的とする農林業学舎の設立。
  (拠点案:北島交差点の旧JA共済の建物など)
 2)農業学舎で使用する共有農機具の寄付を募る。
 2)県内外から農林業従事希望者をスカウトする。
   (移住フェアなどを活用)
 3)農林業学舎と町内事業者(加工・販売)と連携する。
 4)農林業学舎と町内専業農家との連携を促進し、双方派遣による助け合いを目指す。
 5)耕作放棄地の登録と放棄地利用希望者の公開マッチング制度を創設する。
 6)農林業学舎と「(株)上市チャレンジ」(町が株主)と提携し、県内外の販路を拡大する。
 
2.獣害対策の強化
 1)獣害が顕著なエリアと不足している対策の把握。
 2)上市川沿いの対策は県との連携を強化。
 3)全国の効果的な取り組みを視察・検証・導入。
 
3.第1次産業と第6次産業の強化
 
●商工業支援 ~「町の仕事は町の業者に」を重視~
1.大企業から中小零細事業者に対する不当な中抜きを防ぎ、適正な収入を得られるようにする、「公契約に係る中小零細事業者の収入保障についての条例」(公契約条例)を制定。
2.公契約条例の適切な施行を監視する第三者委員会を設置する。
3.中小零細事業者の皆さんと「町づくり協議会」を設置し、町のハード面整備の必要性や事業者支援におけるリアルタイムの希望を聞き取れる体制を設置。(ハッピー上市会に協力要請)
 
●教育の充実
1.白萩西部小学校と陽南小学校の先行統合を白紙撤回。
  (ただし、令和8年度4月に上記2校から中央小学校への転入を希望する者は受け付ける)
2.6小学校の統廃合方針について、一旦、白紙撤回をする。
3.白萩西部小学校、陽南小学校に加え、南加積小学校を小規模特認校に指定し、町内外に入学者募集を宣伝する。
4.教育移住を促進するため、県内外からの「小学校留学」を募集する。
5.白萩西部小学校に特別支援学校の分校機能を設置するよう県に働きかけ、インクルーシブ教育の実現を目指す。
6.町立公民館および各自治会公民館を巡回し、小学校の在り方について町民の考え方を聴取する。
(全町内での聞き取り所要期間は2年以内を目標とする)
7.小学校と公民館の連携を強化し、地域住民参加型の教育を促進。
8.基礎学力の高い人材を育成するため町立小中高一貫校の設置を模索する。(初等部6キャンパス、中等部・高等部からなるかみいち学園構想の提案。中等部・高等部は外部入学の受け入れも目指す)
9.最終的な学校のあり方については住民投票を以て方針を決める。
 
●公民館機能の強化
1.一定の条件を満たす公民館主事で、希望する者に対しては、正規雇用化を目指す。(町あるいは(株)チャレンジ上市での雇用とする)
2.公民館に、子どもの遊び場や学習室機能を設置し、若年世代へも開かれた場とする。
3.公民館施設を教室業、飲食業などのトライアルの場として、町民の起業を支援する。
4.公民館における防災拠点機能の向上を目指す。(特に公民館職員不在時の発災時)
5.利用頻度の高い公民館は、夜間の人員配置を復活させる。
 
●かみいち総合病院
1.働き方改革の徹底。(人員過不足の把握、各種休暇取得の促進)
2.病院内に病児保育機能を設置。
3.キャリアアップ支援の充実。
4.夜間医療体制の強化を目指す。
5.町内の空き家等を活用した高齢者シェアホームを設置し、病院や中新川訪問看護ステーションと連携した地域包括的な経営を目指す。
6.厚生連滑川病院との連携強化を目指す。
7.医師、看護師など医療従事者の減少を見越し、厚生連滑川病院との人事交流および機能的統合を模索する。
 
●氷河期世代対策
1.役場職員採用試験における年齢要件の撤廃または氷河期世代枠を創設する。
2.かみいち健康づくり財団や町づくり公社への氷河期世代雇用。
3.50 80問題に悩む町民の窓口を設置。
 
●町所有施設の活用
1.丸山総合運動公園へのインクルーシブ遊び場の設置。
2.丸山総合運動公園の室内ゲートボール場を、室内ドッグランとして有料貸出。
3.丸山総合運動公園でのイベント促進。(規制緩和)
4.カミールのさらなるイベント活用。
5.カミールへの図書館・絵本室機能移転の検討。
6.カミールの学習室機能の充実。
 
●上市町役場改革
1.各部署内外の人員配置の過不足を把握し、適正化を図る。
2.窓口部門における早番・遅番・フレックスタイム導入を試行する。
3.住民票など各種証明書発行の機械化を進め、職員の窓口負担の軽減を図る。
5.病休職員のフォロー強化。
6.育休・介護休暇などの利用を促進し、離職を防ぐ。
7.独立したSNS・アナログ広報部門を設置し、町の広報を強化する。
8.定年未満の離職者再雇用制度の創設

●子育て支援
1.出産時フォローの強化。(タクシーなど)
2.産後ケア事業の対象を町出身者へ拡大。
3.町内保育所に看護師を派遣し、病児・病後児保育機能を強化する。
4.神経発達症の未就学児~学童を対象とした療育施設機能の設置を目指す。
5.学童保育機能の強化。
6.教育委員会・学校・福祉課・保育所の連携を強化し、要支援家庭の把握と支援を行う。
 
●上市駅、富山地方鉄道問題
1.JAと地域住民、専門家で駅舎の在り方を検討する。
2.駅舎の再構築ロードマップを作成する。
3.可能な限り上市駅以東への路線(滑川・魚津方面)継続を目指す。
 
●空き家対策
1.0円空き家バンクの周知・徹底。
2.築30年以上の空き家あるいは家主が町外に永住見込みの場合で、空き家の解体を希望する際、更地後、土地が売却される、あるいは新家屋が建築されるときまで、固定資産税を解体前の税額に据え置きとする。(更地にしても固定資産税が上がらない制度)
 
●防災強化
1.避難所への必要備蓄物品を増強。
2.被災後48時間以内に避難所でプライベート空間が確保できる資源の整備。
3.防災・災害情報告知手段の拡大。
4.避難スイッチマップの作成
 
●高齢者支援
1.空き家を活用した、高齢者シェアハウスの検討。
2.免許返納者に対する買い物・通院支援。
3.独居・夫婦二人・兄弟姉妹のみの世帯への見守り支援強化。
4.シニア世代パートナーマッチング制度の創設。